ごだっくのぽんぽこ珍道中

日々のネタやロードバイクの旅ログ的な、他人様の役に立たない日記を書いてます

俺の瞳にカンパイ

@ITの今日の記事。

UML採用は15%以下」、新技術を警戒するユーザー企業
http://www.atmarkit.co.jp/news/200312/17/juas.html

「ユーザー企業」が何を指すのかいまいちピンとこないけれど、UMLの採用率は15%程度、XPなどは5%以下という統計が出ているのだそうで。IT系雑誌ではどちらも花盛りのネタなのに、それとは裏腹に現場は意外と冷ややかな様子。雑誌社は売れるから記事にするに違いないと思うのだが、まだ業務に導入できるほど技術も人材も成熟していないという意味ですかね。

いま一緒に仕事をしているSIerさんに、今度の案件ではどんな技術でシステムを構築する予定なのか質問してみた。そしたら「もちろんJ2EEStrutsバリバリなEclipseマンセーですよ!!」とか返ってくるかと期待していたのに、なんと「Perlですかね」とのお返事。ちょっとビクーリ*1Javaについてはあまり興味ないご様子。でも仕事はデキル頼もしい人達なんだよな。こういった技術のトレンドと現場との乖離はなぜ起こるのだろう?。Web製作会社に所属する孤独なエンジニア、というちょっと特殊な立場の者からすると、なかなか本格的SI現場の雰囲気が読めず歯がゆい感じ。

慣れたやり方を捨てて新たな方法論を取り入れるには勇気いると思う。責任とれる範囲でキッチリ仕事を納めるのは大事だし。そういう意味ではおいらは幸せモンだ。好き勝手やってる。小規模のシステムとはいえ、ほとんど綱渡り的*2な状態で実験兼ねてStrutsとかTorqueとか入れてみちゃうし、開発途中で開発環境をJBuilderからEclipseに乗り変えちゃったりするし、バ(以降カット)。「慣れたやり方」というのが未だに存在しない自分にカンパイ。ちーん。

*1:いやPerlさんにはお世話になっておりますが

*2:そんな状態なのはもちろん周囲には内緒